〔家庭用品質表示法に基づく表示で確認できます。〕
左のグラフをご覧下さい。
10℃でも25℃でも、実験で使用した
“合成洗剤”と比較して“石けん”の
ほうが落ちがいいのが分かります。
「人工硬度水」での実験結果で、東京の上水道の平均的硬度に合わせ、蒸留水と無水塩化カルシウムにて70ppmに調整したものです。
洗浄時間はいずれも7分間。
〔生活と自治 2003年10月号より〕
石けんの主たる成分は動植物の脂。
洗浄力に優れ、しかも環境と動植物に優しい「石けん」。
その原料は、食べることのできる脂を使っているから、
合成洗剤と比較すると高いかも知れません。
でも、環境を大事にする時代だから・・・
魚や動物や植物の命を分けていただいている人間だから・・・
安全で安心できる食を後世に引き継いで残してやりたいのです。
いや、残してやる義務があります。
石けんは皮膚に浸透することがないので、「体」に対してやさしいのです。
特にアトピーを始め、手荒れ・肌荒れの人には、石けんをお勧めします。
歯磨き剤にも石けん歯磨き剤があります。舌の表面にやさしいので、すぐお茶を飲んでも味を感じなくなることはありません。
シャンプーも石けんシャンプーを!
キューティクルを傷つけませんので、健康な髪を維持できます。
合成香料を使用していませんから、アレルギーの人にも安心です。
石けんは極力添加物を使用しないようにつくられています。
しかも、洗濯した後も、ゴワゴワしません。
だから、柔軟しあげしなくていいのです。汗を自然に吸収してくれます。
静電気も起こりにくいのです。
石けんは動植物の脂が主原料ですので、1日で分解します。
(石油からも石けんは作ることは可能ですがコスト高となります。)
だから、下水道の処理も軽い負荷で済ませることができます。
石けんは紀元前から使い続けています。この間、人体・環境に対して特に影響は出ていません。
だから、安心してお使いいただけます。
洗剤の中でも“石けん”は、川や湖や海水中の生物に対する影響が極力少ないといえます。
海に流れ込むと、水と他のものを混ぜる働き(界面活性作用)が無くなるため、魚には無害になります。
川や海を守るために石けんを使いましょう!
植物の栄養になって成長を助けることも分かっています。
(ただし、極端に濃度が濃い場合は除く)
蛍光染料の使用されていない“生成りの生地”を再確認してみましょう。
買ったばかりの「台所ふきん」と白地の「タオル」を
比較してみると、蛍光剤によって『輝く白さ』に染め
られていることが一目で分かります。
蛍光増白剤が含まれない洗剤を選ぶなら、
「石けん」をお勧めします。
ブラックライト照射
左:白タオル 右:台所用ふきん
蛍光剤で染め
られているのが
分かる
漁協系統の石けん「わかしお」
生活クラブ生協の石けんと同じ
『エスケー石鹸』社製